翻訳と辞書
Words near each other
・ 雀風子
・ 雀鬼
・ 雀鬼 (オリジナルビデオ)
・ 雀鬼会
・ 雀鬼流
・ 雀魔アカギ
・ 雀龍門
・ 雀龍門2
・ 雀龍門3
・ 雁
雁 (小説)
・ 雁 (曖昧さ回避)
・ 雁えりか
・ 雁が原スキー場
・ 雁が音
・ 雁の使い
・ 雁の便り
・ 雁の寺
・ 雁の巣レクリエーションセンター
・ 雁の巣球場


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

雁 (小説) : ミニ英和和英辞書
雁 (小説)[がん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [がん]
 (n) wild goose
小説 : [しょうせつ]
 【名詞】 1. novel 2. story 
: [せつ]
  1. (n,n-suf) theory 

雁 (小説) : ウィキペディア日本語版
雁 (小説)[がん]
』(がん)は、森鴎外の小説である。文芸雑誌『スバル』にて、1911年から1913年にかけて連載された。
==あらすじ==
1880年(明治13年)高利貸し末造の妾・お玉が、医学を学ぶ大学生の岡田に慕情を抱き、末造の来ない日に一人で家にいるようにして、散歩に来る岡田を待つ。ところが、いつも一人で散歩していた岡田は、その日の下宿の夕食が偶然、語り手の「僕」が嫌いなサバの味噌煮だったため、「僕」とともに散歩に出た。途中不忍池で、たまたま投げた石が雁に当たって死んでしまう。かれらは無縁坂の中途にあるお玉の家の前を通ったが、岡田が一人ではなかったので、お玉は結局その想いを伝える事が出来ないまま岡田は洋行する。
不運にも命を落とす雁になぞらえ、女性のはかない心理描写を描いた作品である。ただしそれを、岡田の友人が語り手となって書いており、かれらがその当時は知りえないような、お玉と末造とのなれそめ、末造と妻との諍いなども描かれている。これは、語り手がその後お玉と知る機会を得て、状況を合わせ鏡のように知ったのだと、語り手の「僕」は作中で弁解している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「雁 (小説)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.